今回はバイクを1日チャーターして王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿を観光したときの話をしたいと思います。安くよかったのですがいくつか注意点を紹介します。
王家の谷までの行く方法はこちらの記事を参考にして下さい。
ルクソール西岸側|バイクで1日観光した流れ
ホテルや駅がある東岸側から、西岸側まではプライベートボートの勧誘で乗ることにしました。
東岸側→西岸側まで船移動
料金は5EGPと言われたので乗り込むことに決めたものの、一応念押しで確認。カオスな街、カイロを体験してからルクソールに来たのでエジプト商人の気質にうんざりしていました。
5EGP以上払わないから。詐欺じゃないよね?
すると「大丈夫!!!!5EGPだけだから!信用出来ないなら俺の写真撮って良いから!載せて良いから!」と言われたので撮った写真がこちらです。
みなさん顔覚えててくださいね。笑
交渉
ボートに乗りこみ西岸側へ向かっていると「東岸側どうやって周るん?タクシー?」と聞いてきました。自分たちのビジネスへと勧誘の始まりです。
「車で行きたいところを1日送り迎えするから10ドルでどうだ?」と打診されましたが、もともと500円くらいの自転車をレンタルで行くつもりだったので伝えると自転車はやめとけとのこと。
7ドルでバイクはどうか聞かれたので500円ならいいよ。と言ってみるとあっさり交渉成立しました。
らっきー。
お茶
東岸側の船乗り場について、何故か最初にお茶することに。
ルクソールではホテルや博物館のおじさんからも最初にお茶いただくことが多かったので彼ら流のおもてなしみたいです。
このあたりは自転車のレンタルショップなどあったり、勧誘する人がウヨウヨいるので、声かけたらバイクチャーターしてくれると思います。
祈りの時間だったので終わるまで少し待ちます。
出発
その辺に止めてあったバイクに後部に乗って向かいます。念のため安全運転でよろしくと伝えました。
ヘルメット無いし落ちるのも嫌なので肩に手を置いたのですが、のちにこの行為が勘違いさせたのかもしれません。笑
バイクを走らせながら、おじさんから年齢きかれたり独身なのか聞かれたので答えていると「ちょうどいいね!」「You are my wife!」など言ってたので爆笑してました。
このとき、何言ってんの?おもろいおっちゃんやなー。という心境
しばらく走っていると王家の谷が見えてきます。
ルクソールはカイロよりも気温も高いし特に日差しが暑い!おじさんの言うとおり自転車じゃなくて良かったです。
王家の谷(Vally of the Kings)
王家の谷に着くと、ドライバーのおじさんに「また迎えに来るから見終わる10分前に連絡してな」と言われ一旦バイバイしました。
王家の谷では現在、ファラオの墓が65基発見されているそうです。
入場料は400EGP、1つのチケットで3つの墓を見れます。ツタンカーメンやセティ1世の墓は入場料とは別にエントリーチケットの購入が必要でした。
よく分からないのでおすすめされたものに入ってみます。
入り口からお墓がある場所までは距離があるので、往復で20EGPを払って専用の電動カーで移動します。
メルエンプタハ王のお墓
古代エジプトの人たちが使っていた文字だと思うと面白いですよね。私はアートが好きなのですごく興味深いです。
ラムセス3世の墓
大きな彫刻が多かったのはラムセス3世の墓でした。
ラムセス4世の墓
王家の谷は圧巻でした。古代の文字がびっしり掘られていてザ・エジプト!な場所です。
見終わって次のスポットへ送ってもらっている途中、お昼は何が食べたい?と聞かれたのでモロヘイヤスープがあるお店を聞いてみました。
するとおすすめのレストランあるから案内するよ!とのこと。あまり期待はしていませんがなかなか親切なおじさんで安心していました。
ハトシェプスト女王葬祭殿(Deir el-Bahri)
次にハトシェプスト女王葬祭殿へ到着しました。
入場料は240EGPです。
受付のお兄さんにどこから来たの?と聞かれたので日本と答えると、なぜか「学生料金でいいよ。」と言われ半額の120EGで入場することができました!
また別でお金を払い専用の電動カーで葬祭殿まで移動します。王家の谷ではお墓まで距離があったので分かりますが、葬祭殿は目の前に見えてて普通に歩ける距離にありました。
王家の谷ほど見所はありませんが迫力満点でした。
見終わったのでおじさんに迎え来てもらい、お腹空いたわー。と話しているとレストランが閉まっていたからうちで食べなよ!ママに頼んでおいたから!とのこと。
??ママの手料理?まあ面白そうやから行ってみるか。笑
※基本知らない人の家に行くのは危ないのでやめましょう。
お土産やさん・謎の体験
ママのモロヘイヤスープを飲む前に、お土産やさんに寄ることになりました。
ここでは石を削ってアクセサリーを作ったりしていて、削る工程を体験させてくれたり面白かったです。
そしていよいよママのモロヘイヤスープをいただきにいきます。
ドライバーの自宅訪問
人の見分けは出来るほうなので話に乗りましたが、みなさんは危ないので真似しないで下さい。
無事到着すると家族らしき女性が出迎えてくれました。家には弟、弟嫁、子供、お母さんがいました。
そして約束通り、ママのモロヘイヤスープ。普通に美味しかったです。
エジプト人の家に行くのは初めてだったので色々と興味津々でトイレ借りたり見てまわりました。ちなみにトイレはボットン便所みたいな感じで穴だけが空いてる状態でした。
特に何事もなく自宅訪問は終了。
夕日が綺麗なロマンティックスポットがあるから案内するよと言われ、せっかくなので行ってみることに。
メムノンの巨像(Colossi of Memnon)
ほかの観光スポットへも案内してもらったので写真載せておきます。
ここはチケットは不要で見ることができます。大きな像で高さ2.3mの台座、その上に15.6mの像が置かれているそうです。
メルエンプタハ葬祭殿(Mortuary Temple of Merenptah)
遠くからチラ見。
ルクソール|謎のロマンチック夕日デート
夕日が近づいてきたのでおじさんの一押しロマンティックスポットへ。
正直なにがロマンチックなのか意味分かりませんでした。(前日に白砂漠の絶景を見てしまったためw)
するといきなり「キスしていい?」と言われましたが特に驚きもしませんでした。(もちろん断りました)
なぜなら途中からおじさんの態度や言動があやしくなってきてからです。
このとき、割とがちめに求婚されました。
結婚の話まで膨らんでいたので何言ってるだ?と思いつつも、このまま2人きりでいるのは危険だと判断し、「夕方だしもう帰るわー」と船乗り場まで送ってもらいます。
失恋→商売モード
船乗り場まで送ってもらう最中、本気でダメだとわかったらいきなり商売モードに切り替わりました。
翌日、同じ値段でバナナファームの提案をされましたが東岸側の観光予定だったので断りました。
ちなみにエジプト商人は押し売りがかなりしつこいです。
無事に船乗り場ついて、帰りは子供が運転するプライベートボートで東岸側に帰還。
ルクソール|気をつけること(エジプト全体)
やはりエジプトと日本とは違うので気をつけることがたくさんあります。自身の体験を元に大きく3つお伝えしたいと思います。
水
ルクソールは暑いので水をこまめに補給し、気をつけなければいけないことは水道水は絶対に飲まないことです。
私はドライバーのおじさんに途中でペットボトル500mlの水をもらい、ごくごく飲んだら味が変なことに気づきました。空のペットボトルに水道水をいれたものでしょう。
すぐに気づいて確認するも「水道水だからなに?」と特に悪気もない様子。
外国人は耐性がないからお腹をこわすと説明しても「エジプトの水は危険じゃない!危険じゃないから俺たちはなんともないんだ!」と言われ、細菌の話をしても理屈を理解してもらえませんでした。
結果的にその日の夜から次の日の日中まで極度の下痢にうなされます。夜中もお腹が気持ち悪くて寝付けませんでした。
相手は親切心でやってくるので、特に注意して下さい。
ボッタクリ
タクシーの交渉やお土産など、最初に高い値段をふっかけてきます。
彼らは生活がかかっていることと、「バクシーシ(富める者が貧しい者に施しを与えること)」という習慣があるので、納得のできない値段なら断る態度をはっきり表すことが重要です。
恋愛商法
エジプトにおいて、貧困、社会的格差などから脱するために、先進国への移住に憧れる者がいます。
「結婚」を合法的な移住のための手段として用いる者(主に男性)もおり、トラブルになるケースがしばしば見受けられます。
ドライバーのおじさんもそのうちの1人でしょう。フレンドリーなことは嬉しいですが、おかしいなと思ったらしっかり断ることが大切です。
中には本当に好意があることもありますが、ほとんどがあなた自身を好きになったわけではなく、こうした背景があることを頭に入れておきましょう。
トラブルを避けるためにも、知り合った相手がどのような人物かをよく確認することが重要です。
まとめ
いかがでしたか?
西岸側の観光において、本当に500円で行きたいところを全部まわってくれたのでチャーターしてよかったです!
ロマンティック事件もありましたが、それも全部含めて面白かったので結果オーライでした(笑)
日本人女性は情熱的にアポローチされることに慣れていないので舞い上がってしまう方もいると思います。しかし、どれだけいい言葉をかけてきたとしても1日で結婚の話をしてきたり、普通の相手ならそんなこと言いません。
相手のことをしっかり見極めて下さいね。
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